AWSのコンテナワークロードをコスト配分するワークショップに参加。コスト可視化の基本から応用までサクッと体験 #AWSreInvent #COP410

AWSのコンテナワークロードをコスト配分するワークショップに参加。コスト可視化の基本から応用までサクッと体験 #AWSreInvent #COP410

Clock Icon2024.12.04

AWS re:Invent 2024 に現地ラスベガスから参加しています。

今回 COP410 | Advanced cost allocation for AWS containerized workloads というワークショップに参加してきました。

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コンテナワークロードのコストを配分して可視化する、 一連の流れをサクッと体験できました。

本ブログにてワークショップのポイントを紹介していきます。

セッション情報

  • タイトル: COP410 | Advanced cost allocation for AWS containerized workloads
  • スピーカー:
    • Nataliya Godunok, Cloud Optimization Success Solutions Architect, AWS
    • Chris Stzelczyk, Sr. Technical Account Manager, Amazon
  • セッション概要: 以下引用

Due to the dynamic nature of cloud workloads and the inherent use of shared services, organizations are looking for simple ways to analyze spend and allocate their shared costs to teams and applications that utilize them. In this hands-on workshop, learn about the tools and techniques that can help you build your cost allocation strategy. Discover best practices for tagging and analyzing spend, and find out how to improve the cost visibility of your containerized Amazon ECS and Amazon EKS workloads with the split cost allocation data feature. Also, learn how to visualize your detailed cost and usage data with Amazon QuickSight dashboards. You must bring your laptop to participate.

(機械翻訳) クラウドワークロードの動的な性質と共有サービスの固有の使用により、組織は支出を分析し、共有コストをそれらを利用するチームやアプリケーションに割り当てる簡単な方法を探しています。このハンズオンワークショップでは、コスト配分戦略の構築に役立つツールとテクニックについて学びます。タグ付けと使用量分析のベストプラクティスを発見し、コスト割り当てデータの分割機能を使用して、コンテナ化されたAmazon ECSおよびAmazon EKSワークロードのコストの可視性を向上させる方法をご覧ください。また、Amazon QuickSightダッシュボードを使用して、詳細なコストと使用状況データを可視化する方法を学びます。 参加にはノートパソコンが必要です。

想定するシナリオ

ワークショップでは、私たちはユニコーンレンタル社の社員です。

同社ではECS/EKSを使ったコンテナワークロードが拡大しています。 そういった背景から、CTO直々に コンテナワークロードのコスト可視化を推進するように命じられました。

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ポイント1: コスト配分タグを付与する

アカウント内のコスト可視化の第一歩がコスト配分タグの設定です。 リソースに owner タグを付けていって、 「どのチームが、どのリソースコストに責任を持つのか」を明らかにしていきます。

タグが付けられているかどうかの識別には AWS Config が役立ちます。 Configの適合パック(Configルールをパッケージ化できる機能) を活用して、 現状のタグ付け状況がスコア化されていました。

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タグ付け前はスコア4%

インフラはCloudFormationコードで管理しており、 それを(用意された)新しいコードに置き換えてタグ付けしていきました。

ポイント2: CURをAthenaでアドホックに分析

AWS CUR(Cost and Usage Report)を使うと S3バケットへ請求明細をエクスポートできます。

それを Amazon Athena でアドホックに分析しました。

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CURのクエリの参考情報として AWS CUR Query Library がおすすめされていました。

https://wellarchitectedlabs.com/cost-optimization/cur_queries/

ポイント3: ECS/EKS コンテナレベルのコストを分析する

コスト配分データの分割(Split Cost Allocation Data: SCAD) を使うことで、Task や Pod 単位でコストを取得できます、 この機能を使ってコンテナレベルでコストを分析しました。

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ECSタスクの月次コスト

ちなみに、SCADは追加の設定が必要です。 ワークショップでは既に有効化されている状態でした。

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ポイント4: イイ感じに可視化 by Grafana or QuickSight

CURをデータソースにした「イケてるダッシュボード」を作成しました。 Grafana と QuickSight の2パターンで実施しました。

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Grafana: Unicorn Rentals EKS Dashboard

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QuickSight: SCAD Containers Cost Allocation

おわりに

コンテナコスト可視化に関するワークショップ紹介でした。

タグ付けの基本的な部分から、 CUR を使って Athenaクエリ → ダッシュボード化と、 コスト可視化をステップバイステップで進められます。

CURやSCADの設定などは事前に "マジック" で済まされており、 主要な部分をサクッと体験できる良いワークショップでした!

以上、ラスベガスからお届けしました。

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